どうしても紹介したいアーティスト①「Adolf Wolfli(アドルフ・ヴェルフリ)」世の中とは無関係のアウトサイダー・アート

DIARY

アドルフ・ヴェルフリというアーティストを知っていますか?

いぬ吉
いぬ吉

アドルフ・ヴェルフリはアウトサイダーアート(障害者などの人が作った芸術作品のことを指してこう呼ぶ)の巨匠。

今回はアーティスト「アドルフ・ヴェルフリ」を紹介します。

2017年に東京ステーションギャラリーで開催された大回顧展を見にいきました。その結果、普段は買わない画集などを買ってしまったので、その感想など最後にちょろっとまとめました。

アドルフ・ヴェルフリとは

彼は職業的な画家ではありません。スイスの貧しい家に生まれいろんな仕事を転々としたのち、26歳の時、幼女への暴行未遂で逮捕。31歳の時にも再び逮捕され、統合失調症の診断を出されて精神病院に入る。そこで制作を開始します。

自分がとある王国の王様だと信じ込んだ彼は新聞紙にその王国についての空想を描き続け、そして66歳でこの世を去るまで、精神病院の中で生涯を終える。

その間に人に見せることも、お金を稼ぐこともなく、45冊、25000ページの大量の作品を残しました。

アドルフ・ヴェルフリの作品

いぬ吉
いぬ吉

どんな絵か気になる

(*画像は無料共有サイトFLICLERの中から商用利用できるクリエイティブ・コモンズの画像だけを検索できるサービスCC PHOTO SEARCH in Flickrから持ってきております)

The Heavenly Ladder Analysis Of The Musical Cryptograms Adolf Wolfli Sub Rosa

iClassical Com

feedproxy.google.com/~r/iclassicalcom/~3/t5tInT9iVlM/

La Collection de l'Art Brut: Adolf Wölfli

cometstarmoon

en.wikipedia.org/wiki/Adolf_W%c3%b6lfli

著作権的に引っ張ってこれたのはこの2点ですが、ネットで調べれば、もっとたくさんの画像が見られます。とにかく執念的とも言える異常に書き込まれた緻密さが特徴。

アウトサイダー・アートとは

知的障害者や美術界とは無縁の人が作った作品がアウトサイダー・アートやアール・ブリュットと言います。

正確な定義付けはむずかしいのですが、

アール・ブリュットはおもに障害者の人の作った作品。アウトサイダー・アートはさらに広義の意味で、民族芸術なども含まれており、社会から切り離された人のつくった作品、という大まかな解釈だと思います。

社会の外側に取り残された者の作品で、美術教育を受けていない独学自習

Wikipedia「アウトサイダー・アート」より引用

書籍

アドルフヴェルフリに関する書籍は少ないのですが、こう言ったものがあります。カラーで迫力満点。

まとめ(大回顧展の感想)

仕事にするでもない。
人に発表するでもない。
ただただ、自分のために描き続ける絵ってどんなだろう?と気になったのが、見に行った動機でした。

僕は絵を描いてお金をいただいているので、どうしてもこれは売れる、売れないみたいな計算と絵を描く行為を切り離して考えることができません。絵は値段がついて流通した時点で、価値という一方的な見方しかできなくなるけど、本当はもっと曖昧なものなんだということを感じました。彼の作品はそういった仕組みの手前にあるからです。

それが純粋であり良いのだ、ということではないのですが、彼の人生は、後世に生きる僕を「こういう人もいたんだ」と勇気をもらいました。

そんなことをつらつら考えました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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