個人で戦うクラウドファンディングのやり方〜収益報告と戦略について〜

DIARY
いぬ吉
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クラウドファンディングをやってみたい

いぬ吉
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どうすれば成功できる?

クラウドファンディングってよく聞くけど、個人でもできるの?どこのサイトを使えばいいの?
何かやってみたいことがある人、特に人を巻き込んで何かをやりたいと考えている人にとってはクラウドファンディング(以下、クラファン)は有効な手段です。
この度インフルエンサーでもなく、有名な団体に所属しているわけでもない、一般人の僕がクラファンをやってみたので、そう言った疑問に答えます。

現在、僕は絵描きとして活動しています。この度、個展開催に合わせて「作品集を作りたい」と思い、クラファンを開始しました。僕の使ったプラットフォーム(クラファンサイト)は「CAMPFIRE」です。結果CAMPFIREで大正解だったのでその理由と、実際どれくらいの額が集まったかの収益報告と、とった戦略についてもご紹介します。
実際のクラファンページはこちら

CAMPFIRE

1 収益報告

目標金額は100,000円。最終的にご支援いただいた金額は150,501円
計21人の方にご支援いただきました。
プロジェクト後、数人から直接ご支援をいただいたりもしたので、合計16万円ちょっと、という感じです。

自分は有名人ではありません。(Twitterもインスタも当時フォロワー100人台だったはず)数百万円も集めるような大きなプロジェクトを動かしてらっしゃる方からしたら、今回集めることができた金額も大きな数字ではないと思います。
でも現在、タレントや企業がこぞって参入するクラファンで、個人でプロジェクトを達成できたことは僕にとって小さい自信になりました。
それでは、実際に僕がどんな戦略を立て、プロジェクトに挑んだのかをお話しします。
・・の前に、そもそもクラウドファンディングって何。という方のためにざっくり説明を行います。

2 クラウドファンディングとは

クラウドファンディングは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を合わせた、資金調達手段の一つです。

サービスを作りたい。起業したい。映画を作りたい。歌手になりたい。世界一周に挑戦したい。イベントを興したいetc・・・。
企業や個人のさまざまな「やりたいこと」をネット上に投稿し、支援を募ります。
支援額に応じて感謝の印としてさまざまなリターン(返礼品)が用意されたり、単純に寄付が集まったりします。

クラファンの仕組み自体は大昔から存在し、例えばアメリカの自由の女神像も寄付によって作られています。ただ、ネットによってそう言った仕組みづくりがなされ、日本でも活発になったのは2011年ごろからです。

有名なプラットフォームを比較。

クラウドファンディングが盛んになった現在では、大小含めると50以上ありますが僕が今回選んだのはCAMPFIREというところです。

CAMPFIREを選んだ理由

理由は3つあります。

①サポートが手厚い
担当者がついてくれて、質問にもきっちり答えてくれました。プラットフォーム側も、支援が集まった分だけ収入が増えるので真剣にアドバイスしてくれます。
②サイトデザインが今時で見やすい。
直感で操作して、わかる感じだったのがよかったです。1番サイトのユーザーインターフェース(使い勝手)が良いなと感じました。
①1番有名(と感じた)
ユーザー数、支援総額、成立案件数などを総合して判断しました。有名なプラットフォームの方が、知人にも紹介しやすいので、ここら辺の数字と、比較サイトによく名前が出てくるかどうかを調べて決めました。
その他、自分と似たようなプロジェクトがあるか?それは成功しているか?といったこともチェックしました。偏ったジャンルしか扱わないプラットフォームもありますが、CAMPFIREはジャンル総合タイプのプラットフォームなので、いろんな形のプロジェクトが集まっています。

3 始め方(CAMPFIRE)

クラファンはやる事がめちゃくちゃある、と言われ、実際めちゃめちゃあるのですが、考え方はシンプルで、簡単に言うならやることはプロジェクトを投稿集客、の2つだけです。

(1)プロジェクトを投稿。必要な金額&リターンの設定

CAMPFIREのホーム画面。

基本的にガイドに沿って進んでいけば大丈夫ですが、特に注意すべき点を紹介します。
期間
30〜45日が一般的なようです。
目標額
17%は手数料としてプラットフォームに収めなくてはいけないので、目標額は実際より2割ほど上乗せした金額を考えなくてはいけません。
リターン
手軽に支援してもらえる少額リターンから、本気で支援してくれる方用の高額リターンまで揃えるのがベター。今回僕は1,500円〜20,000円の幅で5つ設定しました。(審査後にリターンを追加することは可能)

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リターンの額を通常販売している絵の値段よりも高く設定するのはやめてくださいと言われました。リターンが商品の場合「定価より安く」しなければいけないそうです。ただ、逆に定価以上の付加価値をつける、という方法でもOKで、例えば「お礼のお手紙をつける」と言った対応でも良い、とのことでした。

形式
プロジェクトは2つの形式のどちらかを選びます。

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ALL-IN方式・・・目標額に到達しなくてもプロジェクトを敢行する場合。支援金は到達に関わらず集まった分だけが手数料を引いて送金されます。
ALL-OR-NOTHING方式・・・目標額に到達しなければプロジェクトが実行されない場合。支援金は全額支援者に返金されます。

プロジェクト投稿には審査がありますが、担当者がついて、メールで細かなアドバイスをしてくれるので安心です。僕も何度か差し戻されたのち、審査に通過しました。

(2)プロジェクト中のSNS宣伝、活動報告

審査に通ると、プロジェクトが公開されるので、ここからひたすら宣伝&集客です。
家族、知人、友達、あらゆるツテを使います。公式サイトにも、まずは身の回りの知人に宣伝することが推奨されていますが、特に個人で戦う場合、身の回りの人にまず支援してもらうのが大事と思います。
facebookは数年間ほったらかしだったので「自分が必要な時だけ絡んでくるのか」と、思われそうで気が重かったのですが、全力でやろうと決めたからにはやらないわけにはいきませんでした。結果、高校や大学時代の数人の友達から連絡があり、支援もありがたく頂くことができたのでやって本当にやって正解でした。

僕のリターンは絵の制作なので、順次制作し、完成報告をこまめに投稿しました。
途中経過を報告することで、プロジェクトへの信頼度も高まります。

(3)プロジェクトの終了・支援者へリターンの発送

プロジェクトが終了すると支援者の住所、連絡先などが載った一覧データがもらえます。
それによってリターンができるものから素早く対応していきます。ここでの対応で、今回の支援者様がまた支援してくれるかどうかに関わってくるので、最後まで気を抜かず、全力でリターンを届けるべきと思います。

4 やればよかった事、反省点

特にやっておけばよかった、、と思うものが2つほどあります。

①「ただ支援する」リターンを設ければよかった。
商品を用意せず「ただただ支援する」リターンを設定している人は多かったのですが、僕は最初、これはやりたくない、と思いました。ただお金を無心しているように見えたので、きちんと対価となるものを用意したい、と考えたのです。が、これは間違いで、作るべきだったと反省しています。

その理由は、僕の用意したリターンは画像を送ってもらいオーダー作品を作る、という形だったのですが、支援してもらった後、画像を送ってこない人が多かったんですね。これは、ただただ応援のために支援してくれた方であり、彼らは特に見返りに何か欲しいとは思わなかったようです。「画像を送るのもちょっと手間」ぐらいだったのだと思います。なので「ただ支援する」というリターンは必要だったなと終わり頃に気がつきました。
②プレスリリースをするべきだった
新聞やテレビなどいろんなメディアに、プレスリリースというものを送って取材依頼すればよかったと思います。個人でも取り上げてもらえる可能性はあります。小さなメディアでも、とにかくいろんなところに投げてみるべきだった、と反省しています。運よく拾ってもらえれば大きな広告効果が期待できたので、それに挑戦しなかったのは悔やまれます。

5 メリット、デメリット

クラファン全般に対して感じたメリットとデメリットを考えました。
個人で資金調達ができるという点はもちろんメリットですが、それ以外にもやってみてよかったと感じることが多くあります。ただどんな方法にも向き不向きがあるので、ぜひ参考にしてください。

■メリット 情報発信のネタになる。

何かしらSNSに書くネタができると、これはフォロワーを増やすのに効果的です。フォロワーが増えるともっと大きな活動ができる。より大きな挑戦であれば、僕はこんな思いでやってます!といったストーリーも作りやすいし注目されます。

■デメリット 発信力がないと大きな額は集められない。

自分の手の届く範囲でしか大きな支援は集まらないなと思いました。僕は絵を描くというリターンのおかげで全く知らない方達からも支援をいただくことができましたが、やはり内訳は、知人に頂いた額が大きかったです。クラファンは信用の「換金装置」と言われているので、ファンはいればいるほど宣伝も容易で、資金も集めやすくなります。
と同時にメリットあるプロジェクトでなければ、個人で何度も立て続けに行うことはむずかしいと思います。

6 戦略と振り返り

戦略についてはいたってシンプルでFacebook、Instagram、Twitterで毎日宣伝する。
という事のみです。実際のツイートはこちら↓
支援するメリットをイメージして貰えるよう「贈り物にどうぞ!」という文言を添えました。

戦略は毎日投稿のみですが、もう少し狙っていたことを書くならば、僕は支援者様は、参加者になってくれるだろうと考えていました。というのは、作品をオーダーしたら、それが載っている作品集も見てみたくなるし、展示にも来たくなるのではないか?と考えたわけです。

それは結果的に、当たりもしハズレもしました。当たりでいうと、支援いただいた方の中から「個展も行くよ」と言ってくださる方が現れました。知り合いではない方です。有名な言葉ですが、人は時間なり資金を費やした時、それを回収しようとするサンクコストバイアスという心理状態が働くと言います。ソフトに言いかえると、自分が参加したものは、自分の一部になるので、丁寧に関わろうとする、という事だと思います。

支援者様はオーダー作品が展示されるという体験ができるし、僕も支援の他、作品数も増え展示も展示会場もうるおう。こういったループが作れたら良いな、と計画していました。これはそのままプロジェクトの概要にもそう記しています。

ハズレたことで言うと、作品のリターンと、作品集のリターンを購入くださった方は別々だった、という事です。これは値段設定にも原因があったかもしれません。リターン額は、プロジェクト公開後に変更することができないので、慎重に考える必要があります↓

7 まとめ

クラファンによって、資金も集まり、無事に作品集と作品の制作費に充てることができました。
そしてやはりCAMPFIREを選んで正解でした。最後まで担当者がメールでサポートしてくれたし、アドバイス頂けたのは心強かったです。これから何か人を集めてやりたいことがある方、資金集めに悩んでいる方はクラファンを始めるのは有望な一手です。特に初めてクラファンやってみようかな?という人には、知名度、担当者の丁寧なサポートなどを考えると、CAMPFIRE一択だと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました😸

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