漫画家を目指す人に、絶対に読んでおいて欲しい本4冊!僕はこれを読んでデビューできました。

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いぬ吉
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漫画家になりたい。

いぬ吉
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でも漫画のストーリーの作り方がわからない

今回は漫画家を目指す人に絶対に読んでおいて欲しい書籍を紹介します。

かるく自己紹介

現在フリーランスで広告/youtube漫画を制作している僕ですが、漫画アシスタント歴が長く、青年誌の小学館スピリッツでデビューもしました。

昔から漫画に関わる本、ストーリーに関わる本はかたっぱしから読みあさってきました。

全ては把握できませんが、現在、部屋にある本を集めてみたところ、20冊近くありました。

大事なとこには付箋をつけてある。付箋のとこを開いて読み返すだけでも、頭が刺激されて、アイデアが湧いたり、やる気になったりする。

この中から、厳選に厳選したおすすめの4冊を紹介します。

漫画家に限らず、小説家、脚本家など、ストーリー作りに関わる人は読んでおいて損はない内容です!

1冊目「漫画で食えない人の壁」

NPO法人NEWVERY内の漫画家支援団体「トキワ荘プロジェクト」が、13人のプロ漫画家に

「どうやってプロの漫画家になったか」

をインタビューした内容。

読めば、一気にプロとしての考え方が身につきます。

8年前の本なのですが、今読んでも新鮮です。というのは、13人それぞれの仕事に対する姿勢が書かれているからなんですね。

めちゃめちゃ有益な話が聞けるのですが、中でも、一押しなのは田中圭一先生のインタビュー。

手塚治虫先生風のパロディイラストでふざけた印象のある作家ですが、実は漫画制作ソフトの開発をしたり、実業家としての顔も。

インタビューの発言内容も、めちゃめちゃ論理的でキレがあります。

田中「伸びていないということは、今までのやり方がおかしいから直す必要があるという命題を突きつけられているわけですよ。」

「漫画で食えない人の壁」より引用

田中「漫画家の根本的な立ち位置として二つのタイプがあります。自分の表現を読者に伝えたいというタイプと、多くの人は何を望んでいるのかというものを探るタイプ。前者の人はたまたま自分のやりたいことと世間のニーズが一致した時は爆発しますが、そうならない場合はなかなかプロしては厳しいですね。」

「漫画で食えない人の壁」より引用

田中「仮に8時間働いて、8時間寝たとしても、まだ8時間ありますからね。」

「漫画で食えない人の壁」より引用

さらにグッときた文章をいくつかご紹介。

教えられている側は身につくまで、教えられていることの重要性がわからない。

「はじめに」より

「漫画で食えない人の壁」より引用

深谷陽「未完の名作を何百ページ作るよりも、16ページの駄作を何本も書いていけば、クオリティは上がっていきます。」

「漫画で食えない人の壁」より引用

川田潮「素人は横長のコマを多用します。逆にうまい人は縦長をどう配置するか考えています」

「漫画で食えない人の壁」より引用

13人のプロとしての考え方は、ただ読んでいるだけで面白い。

とにかくプロのプロたる所以である、仕事への姿勢に触れられます。

2冊目「読者ハ読ムナ」藤田和日郎

いぬ吉
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うしとらの人か

「これいいですよ。」

と担当編集の人に言われて、その日のうちに買って読みました。

めちゃめちゃよかったです。いろんな人に紹介もしました。

僕はこれを読んでデビューできたと言っても過言ではありません。

「うしおととら」の藤田先生の今まで培って来た技術と考え方がものすごい熱量と濃度で詰め込まれています。

少年漫画を書く人に向けてなのですが、ストーリーを作る人は読んで損はないと思います。

めちゃめちゃ実践的で、モチベーションが上がる。何よりも、藤田先生の優しくて熱い人柄が最高です。

どうやったら「キャラクターが立つ」か。

これも編集さんはあんまり教えてくれない。いいかい?大事なことをこれから言うぜ。

「なんで?」と質問をしろ。(中略)みんな掘って行くことをしない。「なんで?」と自問自答して掘っていかないとキャラクターは膨らんでいかないんだ。

「読者ハ読ムナ(笑)」より引用

主人公は普通のリアクションをとれていれば及第点。

いいことがあったら「今日はいいことあった」とか困ってる人がいたら「大丈夫?」とかね。普通の心をかけていれば、かなりいい線いく。

「読者ハ読ムナ(笑)」より引用

3冊目「スクリプトドクターの脚本教室」三宅隆太

いぬ吉
いぬ吉

スクリ・・?なんだそれは

映画やドラマの脚本が行き詰まった時、それを直して、軌道修正するスクリプトドクターという仕事をする三宅隆太さん。

ライムスター宇多丸さんの映画批評のラジオへの出演でも有名。とにかくめちゃめちゃ読み返しました。

現在初級、中級が発売されており、どちらも超オススメ。上級編の発売が待たれます。

三宅さんは心理学も学ばれており、その知識がふんだんに盛り込まれています。

創作にあたってのメンタル的な指導もしてくれているので、まさに至れり尽くせり。

アマチュアの「ソフトストーリー派」は、構成が得意な人から見ればなんてことのないストーリーやプロットというものを自分の<ものの感じ方>とは無縁の謎めいた高圧的な存在だと認識しています。

(中略)実はプロット技術の有無はそれほど重要な問題ではないのです。

「スクリプトドクターの脚本教室・中級編」より引用

「ベタ」と呼ばれているものには、いつの世にも変わらず受け入れられる普遍性が含まれています。

多くの人が求めている要素がそこにあるからです。

そうれなければ、話法としてそれだけ長く生き残ることなど不可能です。

「スクリプトドクターの脚本教室・中級編」より引用

4冊目「映画脚本100のダメ出しー傑作を生むハリウッド文章術ー」ウィリアム・M・エイカーズ

著者はアメリカで脚本の指導をしているウイリアム・M・エイカーズさん。

本書は脚本の質を上げるために必要な100項目のチェック項目のリスト(と解説)が載っています。チェック項目とは、

✅熱くなれる題材を選んでいない!

✅主人公の変化に敵対者が関与していない!

✅時間のプレッシャーがない!

とかで、こう言ったチェック項目をクリアーしていけば、おのずと完成度が高まっていく、という仕様です。

後半はアメリカの脚本の書式や売り込みについて書かれているので、漫画家はあまり関係ないかもしれませんが、前半の「ストーリーテリング」についてがとにかくめちゃめちゃ役に立つ!!!

ストーリーを考えながら、構成を心配していた!

だったら残念。1番楽しい時間をなくしたぜ。人物とストーリーだけを、まずは考えろ。

「映画脚本100のダメ出し」より引用

テーマとなる問いは主人公によって解決されなくてはならない。主人公の成長、変化をテーマに沿わせること。それが、構成の基礎だ。

「映画脚本100のダメ出し」より引用

実は1番読み込んだ本がこれです。

実際に何度もチェックリストに照らして、ネームを書き直しました。

すると、悪かったところが見えてきて、着実に一歩一歩レベルが上がって行くんですね。

実際は100個も必要なくて、ストーリーに関する部分は前半の50個ぐらいだし、その中で何度も読み返して大事になってくるのは全体の2割ぐらいです。

でもその2割がめちゃくちゃ刺さります、、!

まとめ

他にもたくさんあった「これもおすすめしたい・・!!」という本を、グッと我慢してこの4冊を選びました。

どれも自信を持ってオススメできる良書なので、漫画家を目指す人には絶対シェアして欲しい内容です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それではこの辺で!🐱

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