〇〇が描ければ君も漫画家アシスタントができる!?アシスタント先で最初にあった難易度高めの激ムズテストを紹介

いぬ吉
いぬ吉

漫画家アシスタントってのをやってみたいんだが

いぬ吉
いぬ吉

実際、どのくらいのレベルがあれば通用する?

今回はこういった方のために、僕がある先生のアシスタントに入った時、最初にされた「テスト」を紹介します。

ちなみに僕は全くできませんでした。

その現場では、初めに全員これをやってもらうと言っていました。

そして、最初からできたやつは1人もいない、と。

初めに言っておくと、実は今回のテクニックは、ある理由で門外不出というか、普通の人が試すことはおそらくできません

いぬ吉
いぬ吉

やってみたいと思ったのに・・

代替品を使えば似たような体験はできると思いますが、今回はテクニックの紹介&参考として、

「へーアシスタントってこんなんなんだ」という感じで読んでもらえればと思います。

結論「〇〇を描けるようになる」

結論から言います。

それは、

「フキダシの楕円」

を描けるようになる事です。

そう。こんなのです。

デジタルであれば、一瞬で作れるこのフキダシ。

それをペンと曲線定規を使って、アナログできれいに描けるようにするのです。

「これができるようになれば、何でもかけるようになるから」と言われました。

僕は描けるようになるまで2ヶ月かかりました。(いや、もっとかかったかな・・・)

このフキダシと、枠線。

これを描くことがはじめのうちはアシスタントの主な仕事でした。

テンプレートじゃダメ?

いぬ吉
いぬ吉

こーゆーの使えば一発なんじゃ

このような楕円のテンプレートがありますが、同じ太さの線できれいにはかけません。

そしてテンプレートはこの中から選ばなければいけないので、どんな楕円でも描けるわけではないのです。

描き方

簡単に説明するとこんな感じ↓

簡単そうに見えますが、

問題は③のペン入れ。

道具について

丸ペンと定規を使います。

いぬ吉
いぬ吉

Gペンじゃないの?

「丸ペン」は細かい線がひけるペン先です。ペン先をペン軸につけて、使います。

このペン先をインクにつけて使う。

その先生の絵は背景が超細かいので、細い線が必須でした。

その現場では丸ペン以外使ったことがありません。

ちなみに凄腕のチーフ(アシスタントで1番偉い人)によると、Gペンが究極であり、Gペンをマスターすれば丸ペンより細い線が引けると言っていました。

定規はこんな特殊な定規を使います。

テンプレのように、円の内側をなぞって書くのではなく、外側をなぞって書く特殊な定規です。

実はこちら廃盤でもう手に入りません。

僕も欲しいと思い、ネットでいろんなページを探し、実店舗でもいろんな画材屋を巡りましたが、どこでもありませんでした。

(情報すら乏しく、確かドイツ製のメーカーだったかと思うのですが。。)

いぬ吉
いぬ吉

じゃあ試せないじゃん

そうなのです。

それがこの技術が門外不出な理由です。

なのですが

この難しさをちょっとだけ体験することはできます。

例えば、ペットボトルの蓋を使って、水性ボールペンで描いてみてください。(油性だと線がきれいに出ないと思われ)

絵を普段描いている人でも、相当難しいはずです。

まず、線を一発で描けないので

何度も線を注ぎ足すことになります。

そのつなぎ目をシームレス(境目がない)にする必要があります。

もしこのような道具であっても、きれいな楕円がかけたあなたは、相当絵がうまい方だと推察いたします・・!!

やっぱりぐちゃぐちゃになってしまった・・・

以上になります!

まとめ

漫画家アシスタントは「きれいな線を引く」ということが、どの現場でも徹底して求められます。

僕のいた現場はめちゃめちゃ厳しくて、わずか0、数ミリといった線のブレでも、「汚いなぁ、、」言われて、何度も書き直しさせられました。

上の画像のような楕円は一発アウトです。

でもできるようになると、線を継ぎ足すのが楽しくなるんですよね。

不思議。

そしてこのテクニックは一度覚えればなかなか錆びつきません。

今でも、定規さえあればある程度きれいな楕円をかけると思います。

「へーアシスタントってこんな作業してたんだ」と楽しんでいただけたなら幸いです。

アシスタントの仕事内容となり方については、また別記事で触れようと思います。

それでは!

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